不動産総合情報サービスのアットホーム株式会社が運営する「at home web」では、アットホームに加盟している不動産会社の経営者や従業員に対し、インターネットで調査を実施した。
調査期間は5月16日~5月25日の10日間で、1,116名の有効回答を集計。不動産探しのプロの、住まい選びの実態が明らかとなった。
『現在の住まいを決めた時期』
不動産会社(業界)に入ってから:60.4%
不動産会社(業界)に入る前:39.6%
業界に入り、ノウハウを身につけた上で住まい選びを始めたということか。
『現在の住まいの総合的な満足度』
満足している(十分満足している・満足している):68.5%
不満がある(かなり不満がある・少し不満がある):31.4%
ちなみに、不動産会社(業界)に入ってから住まいを決めた人(674名)と入る前に決めた人(442名)の比較もなされている。入る前に決めた人の満足度は58.6%なのに対し、入ってから住まいを決めた人の満足度は75.1%にもなる。当然だが、不動産業界で得た知識を活用したほうが、満足できる住まいを見つけることができるといえる。
『現在の住まいの住居形態』
新築注文建築一戸建て:26.1%
中古賃貸マンション:15.0%
中古売り一戸建て:11.2%
やはり、希望どおりに建てることができる注文住宅のほうが満足できるようだ。
『住まいを決めたきっかけ』
よい物件との出会い:22.6%
子どもが生まれた(成長した):15.1%
結婚:14.1%
一般に人生の転機(転職や結婚など)というケースが多いが、良質な物件に出会ったときというのが、不動産業界で働く人ならでは…。
『住まいを探す際の物件情報収集の方法』
自社で保有、または管理している物件のなかから:21.0%
不動産会社間流通情報(レインズ・アットホーム等):20.9%
新聞チラシ:12.0%
情報収集が自社保有物件や不動産会社間流通情報というのは、業界で働く人のメリットといえる。
『住まいを選ぶ際に重視した点』
地域・場所:56.9%
価格・家賃の妥当性(相場・資産価値等):55.8%
広さ:41.2%
物件自体のメリット(間取り・広さなど)を重視するのか思っていたが、地域や場所がトップというのは意外であった。ただし、価格・家賃の妥当性というのは、多くの物件を扱うプロだからこそ判断できる項目であろう。
『住まいを選ぶ場合、一般と異なるプロの視点』
周辺環境(住環境):9.1%
価格・相場(価格相場に詳しい・価格の妥当性など):8.6%
施工・管理(管理会社や施工業者のチェック・建物管理の状況など):8.3%
なお、資産価値(7.2%)がこれに続く。周辺環境や施工・管理、資産価値というように、実際に生活する場合や将来を想定した探し方・視点を持っているかどうかが、プロと一般の人との大きな差のようだ。物件探しのときには、このような視点を持っておきたい。 ![]()
