マンションのモデルルームへの来場者数が、どうやら増加傾向にあるという。マンション市場の復活となるのだろうか。

不動産経済研究所の調査によれば、5月の首都圏のマンション発売戸数は前年同月比19.4%減の3538戸で、このデータを見る限りでは21ヶ月連続で減少しているという結果だ。今年1月からの累計発売戸数についても26.7%ほど減少しており、前年水準と比較しても大きく下回る12818戸となっている。

しかし、これは不動産会社側が在庫物件の圧縮のほうを優先して、新規物件の発売を抑えた結果によるものだというのが有力だ。アウトレットマンションの販売が増えており、人気があるのもこのような背景があるようだ。

このようななか、新規物件の発売戸数を強化し、昨年の同時期と比較して契約戸数を増やしている不動産会社も出てきた。価格優先ではなく、物件そのものを重視する消費者が増えてきたということらしい。

ただし、このように好調なのは一部の大手デベロッパーに限ったことのようだ。不動産業界全体が上昇軌道に乗るかということについては、まだ懐疑的な見方が多いという。一部とはいえ、不動産業界に復活の兆候が見られるようになったのは歓迎すべきだろう。経済不況からも、そろそろ脱して欲しいものだ。 :smile: