不動産情報サービスの株式会社東京カンテイでは、「全国のマンション化率」に関するレポートを発表した。
マンション化率とは、総世帯数に占めるマンション戸数の割合を表したもの。2007年のマンション化率は10.95%であったが、2008年は0.2ポイント上昇して11.15%となった。調査を行ってから11%に到達したのは初めてだという。
都道府県別で見ると、予想通りマンション化率のトップは東京都となっている。世帯数は6,160,440、マンションストック戸数は1,448,196であり、マンション化率は23.51%にもなる。4.3世帯に1世帯がマンションに居住している計算となり、これは全国平均の2倍強にもなるのだとか。エリア別の平均で見ても、首都圏が19.88%でトップ。
このレポートでは、地方圏でマンション化率が突出しているところとして福岡市を挙げている。全国政令指定都市のマンション化率をみると、福岡市は直近3年間では27%を超えており、3年連続で1位という結果だ(2008年は27.76%)。これは、3.6世帯に1世帯の割合でマンションに居住している計算になるそうだ。
景況の悪化で暗い話題の多い不動産業界。マンション化率が年々上昇していることもあって、これからの不動産業界は明るい…とはいえないようだ。このレポートでは、2010年以降は少子化や高齢化に加え、世界的な不況の影響もあってマンションストック戸数は伸び悩むと述べ、全国のマンション化率は縮小に向かうのではないかとまとめている。 ![]()
