社団法人不動産証券化協会では、昨年の12月上旬に、個人投資家におけるJ‐REIT(J‐リート)の認知度を把握する調査をインターネット上で行った。

J‐REITとは、日本版の不動産投資信託のことをいう。「REIT」とは、「Real Estate Investment Trust」の略称であり、投資家から資金を集めて不動産を購入し、その不動産から生じる賃料・売却益を投資家に配当する仕組みだ。その不動産投資信託の日本版だから「J」がつく。J‐リーグと同じだ :grin:不動産labでチェックしておこう。

金融商品(株式投資、FX、J‐REITなど…)の認知度に対する質問では、30.3%の人は名前も内容も知っているとのことだが、全く知らない人は27.8%にもなる。しかも、金融商品の認知度では、J‐REITは下から2番目という低さだ。

金融商品の保有率に関する質問では、「現在保有している」人の割合は6.6%だが、「現在まで保有していない」人の割合は89.4%にもなる(金融商品自体を知らない人も含まれる)。

特にJ‐REITを保有していない理由として、「不動産市場が思わしくない」「投資する資金がない」「日本経済全体が思わしくない」という理由が挙げられている。さらに、「商品特性が分からない」という理由が続く。

J‐REITについて知っていることに関しては、「不動産賃貸事業の収益が配当の原資となっている」「価格が変動する(元本保証がされていない)」「保有物件の毀損による配当低下リスク」などが上位に挙げられている。

調査結果から、社団法人不動産証券化協会では個人投資家に対して普及策を展開していく必要があると判断している。これを受けてか、3月14日には「個人投資家のためのJ‐リートフェア2009」を、東京国際フォーラムにて行うという。少ない資金で安定的な収入を得ることができるというのが魅力のJ‐REIT。個人投資家に広く普及していくのか。 :smile: