不動産情報サイトでは、アウトレット物件の取り扱いが増えているという。不動産でもアウトレットがあるのかと驚きなのだが、どういうことだろうか。
アウトレット物件とは、正規の価格から値下げされた物件、竣工後未入居のまま1年以上経過した物件、モデルルームに使われた物件や販売事務所で使っていた物件、家具・家電製品のプレゼントや引越し費用の負担などのサービスがついている物件を意味するようだ。中古物件ではなく、いわゆる新古物件のことである。
景気悪化に伴って、不動産業界では物件の在庫を抱えるようになっているという。アウトレット物件により、消費者の購入意欲を高めることで市場を活性化させ、売れ残り感を払拭して在庫物件を処分する狙いがある。
株式会社ファーストロジックが運営する不動産情報サイト「住宅の楽待(らくまち)」では、12月3日からアウトレット物件の取り扱いをスタートした。このサイトでは物件の購入希望者が上限価格などの条件を設定すると、それに合致した物件情報を配信する。
マンションが値下げされるのであれば、当然ながら正規の価格で購入した人からすると面白くないはず。正規価格の購入者の心情を察すると、不動産会社も公然と値下げすることは難しい。そこで「住宅の楽待」では、希望条件を登録している会員の人だけにアウトレット物件を公開するシステムにしている。
野村不動産アーバンネット株式会社の不動産情報サイト「ノムコム」でも、11月からアウトレット分譲マンション専用ページを開設。不動産業界では暗い話題が多いなか、アウトレット物件のお買い得感が市場を活性化させることができるかに注目だ。
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